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川越祭りがユネスコ文化遺産に!氷川祭の山車行事の歴史と見どころ

      2017/05/01

川越祭りユネスコ文化遺産

あなたは川越祭りを知っていますか?
2016年12月、ユネスコの無形文化遺産に登録されたことで川越祭りに関心を持ったという方も多いかもしれません。

文化遺産に登録された歴史あるお祭りに、一度は足を運んでみよう!そう思ったあなた。祭りに参加する前に、川越祭りのことをより詳しく知ることで、川越祭りの見方もまた変わってきますよ。

川越祭りの歴史は360年にのぼります。その背景、見どころや楽しみ方を深く知れば、お祭りが何倍にも楽しくなること請け合いです。
さあ、これを読めばあなたもすぐに川越祭りのツウになれますよ!

 


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川越祭りがユネスコ無形文化遺産に!

川越祭り地図

そもそも、川越祭りってなに?無形文化遺産ってナニ??
そんなあなたの素朴な疑問に、ひとつずつお答えいたしましょう。

川越祭りの正式名称は「川越氷川祭」といい、埼玉県の川越氷川神社で行われる祭礼であることがその由来です。

慶安元年(1648年)、松平信綱が神輿や太鼓などを寄進し、氷川神社での神事を奨励したことから始まった川越祭り。それは大まかに「例大祭」「神幸祭」「山車行事」から成っており、皆さんが川越祭りと聞いて想像する山車の練り歩きは「山車行事」に当たります。

氷川の神様を尊敬し、敬う人々の気持ちが今もなお残り続ける川越祭り。
遺跡や景観などカタチあるものだけでなく、カタチのない祭礼、慣習を世界遺産として残そうと、2006年に発効されたのがユネスコの無形文化遺産です。

日本には数多くの文化、儀式が古くから残されています。
そのうちのひとつである川越祭りが無形文化遺産として登録されたのは、とても誇らしく喜ばしいことですよね!

 

川越祭りの歴史

川越祭り歴史

川越祭りの歴史を紐解くと、江戸の文化を色濃く残した祭りであることがわかります。

慶安4年(1651年)、先述の松平信綱の命により、旧十ヶ町が祭礼に随行するようになりました。そのうちのひとつ高沢町で、元禄11年(1698年)、初めて踊り屋台が誕生します。その踊り屋台が、今なお続く山車の原型であるとされています。

新河岸川の舟運により江戸の文化を取り入れたことで、天保13年(1842年)には人形山車が登場しました。このように様々な変遷を遂げ、現在の川越祭りの山車になっていったそうです。

また、江戸の代表的な祭礼である、江戸神田明神の神田祭などの「天下祭」と呼ばれる祭りがかつてありました。
その様式の影響を、川越祭りは強く受けていると言われています。

しかし明治維新により、天下祭は解体。そして時代は変わり、次第に祭礼の主流も山車から神輿へと変わっていきます。
けれど、その中でも川越祭りは変わらず山車を守り続け、江戸の伝統を現代へと受け継いできたのです。

 


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川越祭りの見どころ

そんな歴史的価値を評価され、川越祭りは「川越氷川祭の山車行事」として、2005年国指定重要無形民俗文化財となりました。

江戸の文化が今でも残っているなんて、なんだかすごいですよね。
それではここで、気になる川越祭りの見どころをご紹介しましょう。

川越祭りは毎年10月、第3土曜日と日曜日の二日間に行われます。
そして、川越祭りはその昼と夜で違う顔を持っていると表現されます。魅力はなんと言っても、ガラリと変わるその表情。

  • 昼〜市役所前の曳き回し
  • 初日(土曜)の14時頃から、市役所前で山車がお披露目されます。
    ゆっくりと巡行する古今東西、豪華絢爛な山車の数々をじっくりと見るチャンスです!

  • 夜〜曳っかわせ
  • 二日目(日曜)の18時半頃から始まるのが、川越祭り名物の「曳っかわせ」。提灯の灯りがともる中、山車と山車が相対し、互いの囃子を披露し合う様子は迫力満点です。

 

個人的には、初日(土曜)の18時頃〜19頃に行われる「宵山」がオススメ。飾り置きされた山車を囃子とともにゆっくり眺められます。
練り歩いてこその山車?いえいえ、しっぽりと佇む山車を見ているのもなかなかオツなものです。

ちなみに、囃子はそれぞれの流派ごとに違うそうです。聴き比べてみるのも面白いかもしれませんね。

 

山車の数とルート

川越祭りルート

ところで、山車とはなんなのか?
山車とは、祭礼の際に担いだり引いたりする出し物のことを指します。川越祭りはこの山車の数が圧巻で、なんと全部で29台あるのです。

ひとつとして同じものはなく、そのどれもが個性豊かで迫力そのもの。
上層部分にそびえ立つ人形のモチーフは、神話、民話、雅楽、能などだったり、また川越や徳川幕府にちなんだ人物であったりします。
山車それぞれに違うストーリーがあるんですね。

せっかく行くのだから、無駄なく、できるだけ多くの山車を見てみたいですよね。どうすればよりたくさんの山車にお目にかかれるのでしょうか?

それでは、大まかな山車のルートと時間帯をご紹介します。

【1日目】
14時〜15時頃:山車揃い(市役所本庁舎前にて)
18時〜19時頃:宵山(市内各所にて)
19時〜21時頃:曳っかわせ(札の辻、仲町、連雀町、本越川駅前の各交差点にて)

【2日目】
13時半〜15時頃:山車巡行(市役所本庁舎前にて)
18時半〜21時頃:曳っかわせ(札の辻、仲町、連雀町、本越川駅前の交差点にて)

ぜひ参考にしてみてくださいね。
ひとつでも多くの、素敵な山車に出会えますように!

 

いかがでしたでしょうか?

チャカポコという小気味良い音と、耳をころがるような笛のメロディ。颯爽と通り過ぎるのは荘厳な曳き山、そして軽快に舞う踊り手たち。騒ぎ疲れてお腹が空けば、ずらりと並んだ屋台からこぼれる、美味しそうに鼻をくすぐるにおい。

そんな風景にどうしようもなく心動かされる、これは日本人の血ゆえなのでしょうか。

このお祭りは、カタチでは残すことのできない、まさに日本人の心そのもの。
あなたもぜひ、川越祭りに足を運んでみてくださいね!

 


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